認知的統計的意思決定論研究会初期の発表リスト

Early CGSTDM Monthly Meeting: List of Topics

1992-1999

compiled by T. Kusumi, K. Yamagishi, and Y. Kobashi

This list contains topics and speakers of CGSTDM meetings in the first 8 years.
1993.10-1995.5 の間は，脱落（），不明な個所？があります．
補充，訂正していただければ幸いです．　幹事　山岸侯彦

1. 1992/07: 確率評価のMeliorationについて 竹市博臣（東京大学）
2. 1992/09: Contingent preferences: Loss aversion and trade off contrast.
   Tversky, Amos (Stanford University)
3. 1992/10: Tversky教授の研究の方向
   竹村和久（筑波大学）
4. 1992/11: EllsbergのParadoxに漂うあいまいさの魅力
   松田紀之（筑波大学）
5. 1992/12: 評価モデルのためのファジイ測度論
   室伏俊明（電気通信大学）
6. 1993/01: リスク回避志向の個人差が意思決定に及ぼす効果
   楠見　孝（筑波大学）
7. 1993/02: 確率の更新における尤度の役割
   井原二郎（電総研）
8. 1993/04: 証拠理論と意思決定
   Nguyen,H.T.
9. 1993/05: 規範的決定理論の公理系の柔軟化
   繁桝算男（東京工業大学）
10. 1993/06: 決定における同一化問題について
    小橋康章（ハイウエイ開発）
11. 1993/07: 集合的選択の正確確率に基づく完全同質集団の２分割定理
    富山慶典（常盤大学）
12. 1993/10: 合意形成と手続き的影響： 集合的意思決定における選好概念の有効性に関するメモ
    亀田達也（北海道大学）
13. 1993/11: ベイズ的意思決定
    松原望（東京大学）
14. 1993/12: マルコフ連鎖の分解に基づく統計的決定理論
    岡本榮一（川村学園大学）
15. 1994/02: 意思決定のソフト・システムズ・アプローチ
    木嶋恭一（東京工業大学）
16. 1994/04: （　　　） Koczy, Laszlo, T. (Technical University of Budapest)
17. 1994/06: 一般システム理論における意思決定論
    高原康彦（東京工業大学）
18. 1994/07: A statistical view point on fuzziness, probability and higher order uncertainty.
    Smithson, Michael (James Cook University, Australia)
19. 1994/09: 不確実事象の認知と決定における個人差
    楠見　孝（東京工業大学）
20. 1994/10: リスク志向と意思決定
    難波和明（東京理科大学）
21. 1994/11: フレーミング効果の理論的説明： リスク下における意思決定の状況即応的焦点モデル
    竹村和久（筑波大学）
22. 1994/12: 確率学習問題における統計的決定課題
    岡本榮一（川村学園大学）
23. 1995/01: 経営意思決定におけるグループＡＨＰ
    山田善靖（東京理科大学）
24. 1995/03: 逡巡・ためらい・意思不決定：ＥＢＡモデルの拡張
    椎名乾平（早稲田大学）
25. 1995/05: 動物行動における不確実性（？）
    坂上貴之（慶應義塾大学）
26. 1995/06:

    「意思決定のモデルと現実」

    繁桝算男（東京大学）

    Bayes, Fuzzy, Tverskyの三者の相互関係

    山下利之（桐蔭学園横浜大学）

    納得の道具としてのファジイ推論

    竹村和久（筑波大学）

    現場から意思決定に求められること

    亀田達也（北海道大学）

    「集団意思決定」は可能か

    楠見　孝（東京工業大学）

    意思決定の数理モデルから抜け落ちるもの

27. 1995/07: Toward the unified theory of decision making under uncertainty: Self-conflicting decision.
    井原二郎（電総研）
28. 1995/09: 感性における意思決定
    岡本榮一（川村学園大学）
29. 1995/10: Valence(誘発性)効果を用いたフレーミングの分析
    山岸侯彦（慶應義塾大学）
30. 1995/11: 非画一的多次元相対評価：DEAによる
    橋本昭洋（筑波大学）
31. 1995/12: 規範論的システム：意思決定分析とその新しいツールについて
    Ward Edwards（University of Southern California）
32. 1996/01: 交通需要予測における不確実性の記述方法
    山下智志（統計数理研究所）
33. 1996/02: Interactive measurement of hierarchically related consumers' images.
    松田紀之（筑波大学）
34. 1996/04: 就職支援のためのマルチメディアシステムと遠隔技術
    北垣郁雄（ポリテクカレッジ群馬（雇用促進群馬短大））
35. 1996/06: Bayes理論とシナプス可塑性および力学系との関係について
    高瀬光雄（三菱重工業）
36. 1996/07: MULTI-LAYERD CHOICE THEORY
    岡本栄一（川村学園女子大学）
37. 1996/09:
    リスクテイキング行動を規定するパーソナリティ要因と状況要因の相互作用
    上市 秀雄（東京工業大学社会理工学研究科）
    Generalized Support Model の提案
    齋藤 聖子（東京大学総合文化研究科）
    
38. 1996/10: 動物行動の分析とゲーム理論
    長谷川真理子（専修大学)
    
39. 1996/11: 心理学における確率の概念について
    中谷和夫（専修大学）
    
40. 1997/01: 直観的確率判断の「可能性・不可能性誤謬」
    山岸 侯彦（淑徳大学国際コミュニケーション学部）
    "The probable-improbable fallacy" in intuitive probability judgment.
    Kimihiko YAMAGISHI (Shukutoku University)
    
41. 1996/09:
    パラドックスを通してみた日常的確率推論
    繁桝算男（東京大学）
    Paradoxes and probabilistic inference in daily life.
    K. Shigemasu (University of Tokyo)
    競馬オッズデータを通してみた賭行動
    楠見　孝・大野貴光（東京工業大学）
    Gambling behavior observed through horse racing odds data.
    T. Kusumi and T. Ohno (Tokyo Institute of Technology)
    
42. 1997/05: Rank Dependent Utility for Objective Lower Probabilities
    Y. Nakamura (Tsukuba University)
    中村　豊（筑波大学）
    
43. 1997/06: ゲ−ム論的社会動機の検出について
    寺岡 隆（駒澤大学心理学研究室）
    Detection of game-theoretic social motivations.
    T. Teraoka (Komazawa University)
    
    • 感想：加藤康彦
    
    
44. 1997/10: ネットワーク上の意思決定
    印南 一路 (慶応大学湘南キャンパス)
    Decision making on networks.
    I. Innami (Keio Univ. SFC)
45. 1997/11: 民事裁判の意思決定としての妥当性および法的概念の相関構造： 退職裁判官を被験者にした研究
    岡本 浩一（東洋英和女学院大学 人間科学部）
    Validity of civil processes as decision making.
    K. Okamoto (Toyo Eiwa Women's Univ.)
46. 1997/12: ゲーム状況における意思決定行動
    渡部　諭　(南九州大学)
    Decision making in game situations.
    S. Watanabe (South Kyushu Univ.)
47. 1998/02: Social decision making.
    Marcus Selart (Univ. Gothenburg, Sweden)
    
48. 1998/05: 意思決定におけるメンタル・アカウンティングの役割
    - 消費者・企業・自治体に関して -
    小島 外弘（同志社大学）
    
49. 1998/07: 確率判断における overconfidence(?)
    J. Frank Yates（University of Michigan）
    
50. 1998/12: 状況依存モデルの定性モデルと数理モデル
    竹村和久（筑波大学）
    Qualitative and mathematical models of situation dependency.
    K. Takemura (Univ. Tsukuba)
    
51. 1999/03: 利得構造の表現，主観的状況構成，そして社会的知性？
    林なほこ（東京大学）・森久美子（愛知淑徳短期大学）
    Representation of payoff structure, Subjective construction of situation, and social intelligence?
    Nahoko HAYASHI (Univ.Tokyo), Kumiko MORI (Aichi Shukutoku Col.)
    
52. 1999/05: 所有と分配：共同分配規範の社会的発生基盤に関する進化ゲーム分析
    亀田達也（北海道大学）
    Ownership and sharing: Evolutionary game analysis of social foundations of communal sharing norm.
    Tatsuya KAMEDA (Hokkaido Univ.)
    
53. 1999/12: 人々はゼロリスク達成のために過大なコスト負担を受け入れるだろうか？
    中谷内一也（静岡県立大学　経営情報学部）
    Do people accept excessive costs of achieving the zero-risk?
    Kazuya NAKAYACHI (Shizuoka Prefectural Univ.)